坊主!

坊主!
僕が子供の頃、親類連中の坊さんに対する評価はきわめてネガティブなものでした。
坊さんを尊敬している人は皆無でした。逆にいえば、尊敬に値するような坊さんもいませんでした。
田舎の寺は世襲制で、跡継ぎは頭悪そうで(失礼)、でも無理やり東京の私立大学(仏教系)とかにねじ込んで、しばらくすると田舎に帰ってきて(少 しだけサラリーマンしたりする)、いつの間にか父ちゃんの後ろについて檀家回ったり、神妙な顔でお通夜に出てきたり。

地域の連中は「まぁまぁ、ぼっちゃん大きくなってー これでもう後継ぎも立派になられて、お父様も安心でしょう」なんてね、坊さんにおべっか使って。でもいなくなると陰口の嵐。「あのクソガキが図体ばっかでっかくなったな。。神妙な顔して。。お経はまだヘタクソだな(笑)」なんて。

なんで田舎のコミュニティがお寺さんの陰口ばっか叩いているかといえば。。いろいろ、高いんですよ! とにかく「心づけ」が高いし、戒名なんてもっての他!
田舎の寺なんてはっきりいってカンゼンに檀家で成り立っているのです。それに田舎って根本的に、人が少ないから、ひとつの寺を金銭的に維持するの に、一家庭あたりのお金がけっこうかかってしまうのです。諸々が。
もっと檀家が上からでもいいはずなのですが、実際坊さんにあうとおべっか使ってしまう。
なぜなら「罰当たり」な存在だからです。アンタッチャブルなんですよね。坊さんも気むずかしい方が多いですけど、あれはほとんどがポーズです。気むずかしいようにしていないとカッコがつかないから。

そんな状況で寺のボンボンが高いクルマ乗って遊びまわったりしてると。。地域住民の陰口はピークに(笑)。なにせこちとら、汗水たらして働いてるわけですからね。田舎ですから給料も安いですし、でも少なくない額を寺に納めなければならない。そんな中、寺の人たちはのうのうと暮らしているように見える。

などなど、いろいろ書いてしまいましたが。。僕はこういうのはいけないと思うのです。僕らはもっと地域の坊さんを尊敬しなければならないですし、 地域の坊さんはもっと、地域住民に愛され、尊敬されるように、ものすごいキビしい修行をしなければならないでしょう。

そう、ウチの田舎の話ですが、いわゆる「修行」してそうに見える坊さんなぞ、ひとりもいませんでした。小太りで。。車乗って。。肉食して。。子供は私立大学入れて。。(これは仕方ないかも)

つまりその、坊さんが尊敬できなくとも、その寺はそこの地域、およびコミュニティを守ってきたわけです。たとえば、先代や先々代は立派な人だったのかもしれませんよね。

だから、そのお寺という存在はまず、尊敬しなければならない。そこの住職の人間性やスキルは関係なく。
それがまずできれば、坊さんが何をしてようが愛嬌にみえるでしょう(笑)
寺を維持するのはタイヘンなのだなあ、と、同情することもできるようになるでしょう。
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肩書き:代表戸締役 独りサク飯研究会員 所属政党:自由飲酒党 好きな唄:民生の「息子」 <<【東北人魂】仙台遷都、福島東北オリンピックの実現へ。>> 都心型仙人を目指してはいます

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